小説「越境」(著:砂川文次)の結末は、物語の終盤で主人公の自衛隊員イリキが、核兵器を奪い使用しようとする元自衛官の山縣を止めようと尽力するものの、結局札幌で核兵器が使用されてしまうことにあります。その結果、断末魔を迎える者たちの壮絶な描写で物語は閉じられます。作品は戦争や暴力の恐ろしさ、社会の矛盾や不条理を鋭く抉り出しており、異なる論理がぶつかり合う無法地帯での人間の葛藤や命の重みを描いています。booklog+2
また、別の同名小説「越境」(著:コーマック・マッカーシー)の場合は、主人公の少年ビリーがメキシコとの国境を何度も越えていく長い旅路の中で、家族や大切な存在を失い続ける悲劇的な物語で、幸せな結末はなく、哀しみを抱えたまま終わるという点が特徴です。booklive+2
よって、「越境」の結末は作品によって異なりますが、砂川文次の作品では核兵器の使用で終わり、マッカーシーの作品では悲劇的な旅の終わりとして描かれています。どちらの作品かもし特定できれば、より詳細な解説が可能です。

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